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2016/09/24

断捨離

断捨離という言葉を目にするようになったのは、

いつくらいかな?

そんなブームをよそ目に見ながら

真奈のものを捨てたり、真奈のものと離れることはできないと

ずっと思ってきた。

だから、今も真奈のものは全て家に残しているよ。

真奈の23歳の誕生日にプレゼントした自転車も、

真奈がひとり暮らしするときに自分で買った洗濯機も。

もちろん、真奈の洋服や家財道具のように真奈の部屋にあったものから

実家に残していた子どもの頃に描いた絵や作品も。

そんなお母さんなのに、今年の1月にそちらに逝ったおじいちゃんのものは

整理できちゃうんだよね。

享年86歳だったおじいちゃん。

物を処分することに罪悪感でもあったのかと思うくらい、

山のような洋服類が残されていたんだよね。

最近着ていたものだけでなく、おじいちゃんの若い頃の洋服もあって

何でも簡単に捨てられない年代だったのが伺われるくらい

途方にくれるほどの洋服があったよ。

しかも、おじいちゃんのサイズは、だれも着られない3Lか4L。

さて、どうしようかと思った時、ちょうど古着を集めて「カンボジア」へ

送ることができるのを知ったの。

おじいちゃんの思い出を捨てるのは忍びないけど、

カンボジアに送って、誰かが着てくれるのならと。

少し心が軽くなったよ。

(と言っても、大量の衣類だから1月から初めてもまだまだ終わらないけどね)

これはいい方法と思ったのは、おじいちゃんの洋服に関してだけ。

真奈のものは同じようにはできないね。

でも、いつかお母さんが決心して片付けなくてはと思っている。

それは、お母さんの余命がわかった時かな?

お母さんがいなくなったら、お父さんもお姉ちゃんも

片付け時を決められないよね。

「真奈のもの」という思いと、「真奈を思うお母さんの気持ち」の

両方を片付けるのは難しくなってしまうものね。

「断捨離」の本を読んでも、簡単には思いきれないよね。

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